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皆さんこんにちは!
株式会社フテン、更新担当の中西です。
さて今回は
~育成~
ということで、今回は、鉄筋工事における人材育成の課題と実践事例、これからの方向性について、現場の声を交えて深く解説していきます♪
こんにちは。私たちは、住宅やビル、公共施設、土木構造物などの現場で、鉄筋工事を専門に行っている施工業者です。
建設業界が今直面している最大の課題それは「人手不足と技術継承」。
中でも、鉄筋工事のような構造の根幹を支える仕事は、高い専門性と体力・安全意識・図面理解力を求められる職種のため、若手の参入が極端に少なくなっています。
鉄筋技能士1級・2級を持つ職人の多くが50代後半以上
「ベテラン頼み」の構造が続いており、次世代の担い手が不足
📉 厚生労働省の調査では、鉄筋業界の新規入職者は10年前の半数以下とも言われています。
「体力的にきつい」
「危険が多い」
「給与体系が不透明」
「成長が見えない」
💬 「一人前になる前に辞めてしまう」――それが多くの企業の悩みです。
技能実習生・特定技能人材の導入は進んでいるが、
言語・文化・技術の壁があり、定着率に課題
🌐 技能実習から特定技能への移行支援、教育体制の整備が求められています。
従来の「背中を見て覚える」スタイルでは、若手の不安は解消できません。
写真付き・動画付きの配筋マニュアル
図面の読み方/結束の方法/スペーサーの使い方 など
技能レベルを段階評価する「社内資格制度」の導入
📋 「何ができれば一人前か」が明確になることで、目標設定とやる気が変わります。
技能を持った職人が「教えるのが得意」とは限りません。
OJT(現場教育)を担うリーダークラスへの指導法研修
怒鳴らず・見守り・褒める“育てる文化”の醸成
チームでの教育ローテーション制度
👷♂️ 「育てる職人を育てる」ことが、長期的な組織力強化に繋がります。
固定給・昇給制度・家族手当など給与の安定化
資格取得支援(技能講習・学科対策)
安全研修や労災補償の整備
独立支援・職長研修などキャリアパスの明示
📌 「ここで働き続けたい」と思える安心感と成長の道筋が、人を育てる土台です。
ある中堅鉄筋業者では、以下を導入
作業の達成度を毎月評価
スキルアップごとに5000円ずつ昇給
年2回の面談でフィードバック
📈 結果:若手社員の1年後定着率が65% → 88%に向上
図面の読み方や配筋方法を母国語字幕付きで解説
スマートフォンでいつでも視聴可能
現場の実習生からの「分かりやすい」と好評
🌏 外国人材にも教育の見える化が有効です。
項目 | 変革の方向性 |
---|---|
技術 | IT活用(デジタル図面・施工管理アプリ)で若手も入りやすく |
教育 | 属人的ではない仕組み化・見える化を強化 |
組織 | 年齢・国籍・経験を超えた多様な人材チームの構築へ |
鉄筋工事は建物の「骨」をつくる仕事。
そしてそれを支えているのは、一人ひとりの職人たちの技術と誇りです。
見えないところを正確に
危険を未然に防ぎ
後工程にバトンをつなぐ
そのすべてを支えるのが、「人を育てるという文化」です。
育成はコストではなく投資。
未来をつくるために、今こそ“人材育成”に力を入れていきましょう。
株式会社フテンでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!