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第12回鉄筋組立工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社フテン、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~図面~

ということで、図面なぜこれほどまで重要か、現場目線から掘り下げています。

 

鉄筋工事は、建築物強度安全担保する極めて重要工程です。中でも「図面」存在は、単なる設計とどず、現場作業道しるべとして機能ます。


1. 図面役割は?

鉄筋工事における図面は、大きく分け以下よう情報まれています:

  • どの位置どのさ・間隔鉄筋配置する

  • 構造建物骨組み構造意図

  • 詳細特殊まり継手処理方法

これら設計意図現場正確伝える「言語」ともいえるもので、職人的確作業進めるため不可欠です。


2. 図面読み精度決める

図面あっも、正しく読みかな意味ありません。鉄筋工事では、寸法誤差耐震施工仕上がり直結ます。経験豊富職人ほど、図面ながら現場状況合わせて、臨機応変対応ています。

たとえば:

  • 鉄筋重ね継手さ(定着さ)

  • 開口周り補強配置

  • 現場の“読み替え”必要曖昧部分判断

これらすべて図面知識求めます。


3. 図面不備トラブル原因

実際現場では、図面ミス矛盾あるケースしくありません。たとえば:

  • 構造指示異なる

  • 実際ない鉄筋サイズ本数

  • 現場スペースない鉄筋加工形状

こうした不備は、工程影響及ぼすだけなく、安全直結ます。そのため、施工に「図面チェック会」など実施し、専門業者認識統一すること重要です。


4. デジタル図面(BIM)活用進む現場

近年では、BIM(Building Information Modeling)タブレット端末使って図面リアルタイム確認する現場増えています。これにより:

  • 施工ミス削減

  • 情報共有効率

  • 資材ロス抑制

などメリット期待ています。特に若手職人ITスキル連携することで、図面扱い進化してきています。


図面は「作業地図」あり「信頼証」

鉄筋工事における図面は、単なる設計ではありません。現場働く全てにとっての「共通言語」あり、「作業地図」あり、完成品質保証する「信頼証」です。図面正しく理解し、適切活用することが、安全高い建築物つくるため第一歩いえるしょう。

 

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